職場でプライベートを聞いてくる人って、ハラスメント?
あれこれ詮索する人って、正直気持ち悪い・・・
こんなお悩みにお答えします。
プライベートのことをいろいろ詮索してくる人っていますよね。
気心の知れた同僚なら良いですが、特に仲良くない人や上司だと困惑しますよね。
答えたくないことまで聞かれると、「これってハラスメントじゃないの?」と思う気持ちもわかります。
はっきり言って不快ですよね・・・
私も、しつこく色々聞いてくるおじさんに困ったことがありました。
そこで本記事では、「職場の上司がプライベートを聞いてくるのはハラスメント?」というお悩みにお答えし、プライベートの詮索をされるのが気持ち悪いときの対処法について解説します。
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職場でプライベート聞いてくるのはハラスメント?
職場で他人のプライベートを詮索することは、ハラスメントに当たる可能性があります。
ハラスメントに当たるかどうかは、状況によりますが、他人のプライバシーを侵害し、不快な雰囲気を作ることは、ハラスメントの一因になります。
職場のパワーハラスメントの定義がこちら。
職場のパワーハラスメントとは、職場において行われる①優越的な関係を背景とした言動であって、②業務上必要かつ相当な範囲を超えたものにより、③労働者の就業環境が害されるものであり、①から③までの3つの要素を全て満たすものをいいます。
要するに、
「職場での地位が上の立場の者から、業務上明らかに必要性のない言動を受け、身体的または精神的苦痛を受けて仕事に支障が出る状態」
ということが言えます。
また、「パワハラ6類型」として、下記があげられます。
- 精神的な攻撃
- 身体的な攻撃
- 過大な要求
- 過小な要求
- 人間関係からの切り離し
- 個の侵害
人のプライベートを詮索してくることは、「個の侵害」に当たる可能性があります。
パワハラについて詳しいことは、厚生労働省「あかるい職場応援団」をご確認ください。
上司がプライベートを聞いてくる理由とは?
ここからは、上司があなたのプライベートのことをあれこれ聞いてくる理由を見ていきましょう。
コミュニケーションを取ろうとしている
上司は、あなたと会話することでコミュニケーションを取ろうとしていることが考えられます。
部下であるあなたとの信頼関係を築いていくため、会話のネタを探しているのかもしれませんね。
他に話題が見つからない
あなたとコミュニケーションをとりたいけれど、仕事以外の話題が見つからない場合に、プライベートな話題に走ることも。
仕事の話ばかりでは打ち解けにくいけれど、ほかに話題もないし・・・と困った末に、プライベートな話をして会話を広げようとしていることも考えられます。
あなたが気になっている
あまりに個人的なことを聞いてくる場合は、あなたのことが気になっているということも考えられます。
上司として、純粋に部下のことを気にしてくれているという可能性もありますが、中には異性として意識しているケースもあるかもしれませんね。
プライベートの詮索をする人が気持ち悪い!対処法は?
ここからは、職場でプライベートを詮索される際の対処法を紹介します。
「プライベートのことを色々聞かれて気持ち悪い!」と感じた場合は、試してみてくださいね。
はっきりと断る
あれこれ詮索されることが不快だと感じたら、その旨を伝えましょう。
なるべく丁寧に、かつ、はっきりと「プライベートなことについてはあまり話したくないので、すみません。」と伝えてみてくださいね。
話題をかわす
聞かれたくないことを詮索されることを避けるために、話題をかわすことも有効です。
相手からの話題や質問に興味を示さず、他の話題に切り替えてしまいましょう。
そうすることで、相手の関心を他の方向に誘導できます。
プライベートなことを聞かれても、「え〜、どうですかね?」などと適当に流し、「あ!そう言えば、〇〇ってどうなりましたっけ?」と別の質問を投げかけて話を変えてしまおう!
下手に答えてしまうと、さらにあれこれ聞かれて個人情報を知られることに。
信用できない人には、最初から一切何も答えないと決めたほうが安心ですよね。
プライバシーを守る
詮索されていると感じる場合、プライバシーを守る手段を強化しましょう。
SNSなどでプライベート情報を公にしないように注意し、仕事関係の人にあなたの個人情報を知られないようにすることも大切です。
インスタやX(Twitter)に鍵をかけたり、本名や顔を伏せておくといいかも!
信頼できる上司などに相談する
プライベートをあれこれ詮索されるのが不快な場合や、恐怖を感じる場合は、信頼できる上司や、上司の上司に相談することを検討しましょう。
プライバシー侵害や嫌がらせに当たる場合、適切な措置を講じてくれることでしょう。
怖い思いをしながら毎日過ごすのは不安!
そんな時は、遠慮せず周りに助けを求めよう。
ハラスメントかも?と思ったときにとるべき行動
プライベートを詮索されるのは不快ですし、恐怖を感じることも。
ここからは、「これってハラスメントかも?」と思ったときにとるべき行動」について解説します。
証拠を集める
「これってハラスメント?」と感じた場合、証拠を残しておくことが重要です。
メールやメッセージなどのスクリーンショット、日付、内容などを保存しておきましょう。
また、直接言われた場合は、近くで聞いていた人の証言なども役立ちます。
後々、状況を説明する際や、証拠としても役立つので、可能な範囲で証拠を残しましょう。
ハラスメント対応部署に相談する
社内にハラスメント対応部署がある場合は、そこに相談するのも一つの方法です。
職場のパワハラ問題については、法律で会社に防止措置義務が課せられているので、会社は解決に向けて動くはずです。
詮索してくる相手への注意や、配置換えなど、何かしら会社としてできる手段をとってもらえることが期待できます。
外部の相談窓口を利用する
会社が動いてくれな場合や状況が変わらず困った場合は、外部の専門機関を利用しましょう。
無料で相談できるところもあります。
なのでお金の心配はいりませんよ。
主な相談窓口は下記です。
- 総合労働相談センター(各都道府県労働局)
- 労働委員会(各都道府県庁)
- 法テラス(日本司法支援センター)
- みんなの人権110番(全国共通人権相談ダイヤル)
- ハラスメント悩み相談室
厚生労働省が開設している「あかるい職場応援団」というサイトに、相談窓口についての詳しい案内があります。
あなたは、きっとかなりの精神的苦痛を感じていますよね?
今とても辛い状況だと思います。
でも、あなたの話を聴いてくれる人は必ずいますよ。
心を落ち着けて相談してみてくださいね。
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