0歳児担任に向いている人はどんな人?
乳児クラス担任が辛い・・・
はじめて0歳児クラスの担任になった時は、日々手探り状態ですよね。
私も、育児経験もなく、赤ちゃんを抱っこしたこともほぼない新卒時代に0歳クラスの担任になったので、とても苦労しましたよ。
色々なことがうまくいかずに悩む日々でした。
あなたも、あの頃の私のように日々頑張っているんですね。
あなたのように0歳児クラス担任や保育士として大変さを感じている仲間は、きっと世の中にもたくさんいますよ。
午睡の時間が苦痛すぎる。1人でやる仕事量じゃない。1時間寝かしつけても寝ない子もいるのにどうやってSIDSチェックやればいいの。寝ない子は静かにしていられないし。寝かしつけてる間に0歳児泣いて起きるし。最低2人は保育士いるでしょ。連絡ノートもお手紙もオムツの確認も手が回らん…辞めたい
— iiichan (@piyapaya) February 9, 2024
0歳児クラスは1.2歳児クラスと比べると睡眠時間が個人によってバラバラなことも多く、寝かしつけがより辛いんですよね…
0歳児クラスは午睡チェックが細かくて5分おきです。
他の仕事も残っているのに忙しすぎますよね・・・
このように0歳児クラスの担任ならではの大変なこと、悩むことがたくさんあると思います。
この記事を読むと0歳児クラスでうまくやるための方法が分かり、少しでもお仕事がしやすくなりますよ!
・0歳児担任に向いている人はどんな人?
・乳児クラス担任が辛いと感じる理由
・0歳児クラスの担当が辛いときの対処法
という順にお伝えしていきますね♪
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0歳児担任に向いている人はどんな人?
そもそも0歳児担任に向いている人はどんな人でしょうか?
それは「細かいところによく気が付いて、コミュ力が高い人!」です!
詳しくお伝えしてしていきますね。
きめ細かい対応ができる人
赤ちゃんのお世話はとても大変ですよね。
何回もよだれで汚れたスタイをかえて、何回もおむつをかえる…
毎日のお世話に加えて、衣服の温度調節をしたり、先回りして怪我を防止したりなど、きめ細かいお世話もたくさんあります。
色々なことに気が付いてきめ細かく対応できることはとても素晴らしいです。
細やかな対応ができる人は0歳児クラスに向いているといえます。
でもはじめてのことに精一杯の今は、自分の担当の子どもに一生懸命向き合えていれば◎です!
私も育児経験を経てやっと、色々と考えて赤ちゃんのお世話ができるようになりました。
担任をしていた時はきめ細かい対応なんてできず、通常のお世話で精一杯でした。
先輩がきめ細かい対応をしているなと思ったら、少しずつ真似してみるといいですね。
観察力がある人
観察力がある人も0歳児クラスに向いているといえます。
0歳児の担任は、アンテナをはって赤ちゃんを観察することが大事です。
赤ちゃんはまだまだ自分の意思を上手に伝えることができませんよね。
「何をしたい?何がしんどい?何を思ってる?」
と、こちらは分からないことばかりです。
しかし、毎日観察してみると子どものことがよく分かってきますよ。
できなくても当然ですが、「赤ちゃんの気持ちを分かりたい!」と思うことが大切なんですね。
熱や体調不良に気付くことができる保育士さんは、子どもの様子をよく見ているなぁと個人的に思います!
忍耐強い人
忍耐強い人も0歳児クラスに向いています。
それは体力的にも精神的にもいえます。
まず体力的には、この時期の赤ちゃんは母子分離で泣いてしまうことも多いですね。(タイプや慣れにもよりますが)
そんな時はおんぶや抱っこで対応しているのではないでしょうか?なかなか寝ない子を抱っこ紐で寝かすこともあります。
10キロ前後の子どもを抱えながら他の子のお世話をするのは、体力的にとってもしんどいですよね…
私の職場でも、0歳児クラスの先生は腰痛や腱鞘炎になる方が多くいました。
また、女性が複数人集まる空間のため、陰口を言い合うなど人間関係のトラブルもおこりやすいです。
体力もあって、ときに感じる悪い雰囲気にも耐えることができる「忍耐強い人」は0歳児クラスに合っていると考えます。
コミュニケーションが得意な人
コミュニケーションが得意な人は、特に0歳児クラスに向いていると思います!
0歳児は複数担任のため、コミュニケーションは必須ですよね。
その中でコミュニケーションが得意な人がいると、保育士内のトラブルが回避できたり解決できたりしてすごく助かります。
コミュニケーションをとって担任同士で色々話す方が、子どもの様子についても何かと気付くことが多いです。
「〇〇ちゃんの体調が悪そう」と相談できたり、
「〇〇ちゃんが今はじめてつかまり立ちしていた!」
と発見したり。
担当ではない先生が子どもの様子について何か気付くこともあるため、コミュニケーションは大切だなと思います。
また、他のクラスと異年齢保育で遊びたい時も、他のクラスの先生と仲良くしていると良いです。
大きい子と遊ぶことは、子どもたちにとっても刺激になりますよね。
コミュニケーション能力が高い先生は他のクラスの先生とも仲がよくて、よく合同保育をしている印象があります。
乳児クラス担任が辛いと感じる理由
0歳児クラスには、乳児クラスならではの辛さがありますよね。
「子どもと信頼関係が築けているか、目に見えた変化がないため不安になる」など、0歳児クラス担任が辛いと感じてしまう理由はたくさんあると思います。
ここからは、辛いと感じる原因を見ていきましょう。
子どもとの意思疎通が難しい
子どもとの意思疎通が難しいと、何をしてもスムーズにいかず辛いですよね。
乳幼児の子どもたちはまだ自分の気持ちを話すことができないため、大人には何を求めているか分からないことが多いですよね。
そのため「泣きっぱなし」「機嫌が悪い」こともあります。
保育士がどう対処すべきかわからないことがたくさんありますよね。
0歳児クラスは話せない上に思ったように反応してくれないこともあって、特に難しくて大変ですよね…。
信頼関係ができているか不安になりやすい
大きい子はハグしてきたりたくさんお話してくれたり、「先生大好き」と言ってきたり♪愛情表現をしてくれる子も多くて分かりやすいですよね。
ところが、0歳児はまだ言葉で伝えることができないため、気持ちが分かりにくいです。
しかし、あなたのもとで少しでも安心している時間があればオッケーだと思います!笑うことがあったらもっとオッケーです。
今は「信頼関係がまだできていない」と感じていても、少しずつ築けているはずですよ。
複数担任との関係が難しい
複数担任だと、どうしても「女の世界」になり、人間関係が難しくなりますよね。
合わない人も出てくるし、中には意地悪な人もいるかもしれません。
なんか保育士の世界って女子高みたいな感じだよね😅仲良い先生同士はめっちゃ仲良くずっと雑談、仲悪い先生同士は裏でバチくそ悪口、嫌いな上司はみんなで固まって悪口。何歳になっても女子高みたい🤣ま、会社でも女性が多いとそういうところあるかもだけど…
— こにー (@konichanan) November 17, 2023
0歳児クラスは特にクラス担任の人数が多いこともあって、人間関係が難しいですよね。
私は0歳児クラスの担任の時は、「仕事は仕事で無理に仲良くしない」と割り切って働いていました!
そのスタンスでいくと、自分抜きで話がすすんでいき疎外感を感じる時も、それほど気にしすぎずにいけましたよ。
コミュニケーションをとることは大事ですが、周りに気を遣いすぎても辛いため無理しすぎずにいきましょう。
腰などを痛めやすい
腰などを痛めやすいことも、0歳児クラスを辛いと感じる理由だと思います。
0歳児クラスでは毎日抱っこ、おんぶをしますよね。
お散歩の時もカートに乗せおろし、食事の時も手を洗う時も腰をかがめて介助…毎日毎日とっても大変!
私もぎっくり腰になった経験があります。
その時はかがむことができず、相当辛かったです。
腱鞘炎になっている先生もいました。
本当に体力的にしんどいですよね。
0歳児クラスの担当が辛いときの対処法
0歳児クラスの担任が辛いと感じる時、どうしたら良いでしょうか。
これからできることを4点考えてみました。
色々アクションを起こしてみましょう!
同じクラスの先輩に相談してみる
悩んでいることを相談してみるといいですよ。
私が乳幼児クラスを初めて担任した時、なかなか子どもたちが集まってくれないことが悩みでした。
先輩に相談してくれると「そんな時は、手遊びを先に始めてしまったら自然に集まってくるよ」と教えてくれました。
それでうまくいったため、先輩からのアドバイスがありがたかったです。
このように、具体的な対処法も教えてくれることもあるかもしれません!
問題が解決しなくても、「後輩が〇〇に困っている」ということを知っていると、日々の保育の中で助けてくれることもあるかもしれないですよ。
一度相談してみてくださいね♪
担任同士の連携を密にする
担任同士の連携を密にできると、辛さが和らぐと思います。
中でも「逐一報告をすること」が大事です。
「〇〇ちゃんのおむつかえてきます」
「ごはんの準備してきます」
「トイレ行ってきます(自分の)」
最初は「こんなにいちいち言うの…?」と思っていました。
やることが多いので、0歳児クラスは特に報告が多いです。
赤ちゃんから目を離すことはできないので、ささいな行動でも必ず伝えましょう。
その方が保育がスムーズにすすんでいきますよ。
担任同士で情報を共有していた方が、何かとうまくいきやすいです。
本などを読んで知識を増やす
本を読んで知識を増やすことも大切ですね。
私は0歳児クラスをもった時は少し悩んだことをスマホで調べるくらいで、経験を積み重ねてなんとかやり切りました。
しかし、自分の子どもを妊娠した時は産休中に時間があったため、育児書などを読んでいました。
0歳児の月齢ごとの成長や赤ちゃんのための機能的な部屋の作り方など、本を読んで役に立ったことがたくさんありますよ。
0歳児クラスを担任している時も、本を読んで勉強すればよかったなと思いました。
本を読むことは自分のスキルアップにもつながるためおすすめですよ。
子どもとの関わりを通して自信をつけていく
今日出来たこと・よかったことを考えて自信をつけていくことが大切です!
例えば
・「いないいないばあ」で笑ってくれた!
・好きなおもちゃをもってくると泣き止んでくれた!
・初めて安心して背中で寝てくれた!
など…
少しずつ信頼関係ができている証拠♪
焦らずにたくさん可愛がってあげることで、子どもと仲良くなっていきます。
上手にストレス発散する
プライベートでストレス発散することもありです!
私は旅行が趣味でした。
「この週末は〇〇に行ける!と思うだけでも1週間がんばることができましたよ。
趣味でも好きなアイドルでもオッケーです!
毎日身体を動かして、肉体的にもしんどいお仕事です。
気をつかうこともたくさんあって、精神的にも疲れていると思います。
ぜひ週末は好きなことをして、リラックスして過ごしてくださいね。
まとめ
これまで
・0歳児担任に向いている人はどんな人?
・乳児クラス担任が辛いと感じる理由
・0歳児クラスの担当が辛いときの対処法
についてお伝えしてきました。
0歳児は未知の存在で、不安も多かったと思います。
ミルクも、お尻の拭き方も、お世話の仕方も全くわからない…
でもそんな状態から少しずつお世話ができるようになってきていると思います。
そして多少なりとも子どもの気持ちも分かるようになってきて、信頼関係もできているはずです。
日々頑張っているあなた。
自信をもって子どもたちと接してくださいね。
ただ、どうしても辛い場合は、今の職場があなたに合っていない場合もあります。
保育の方針や園の雰囲気、人間関係などが合わないと辛いですよね。
そんな時は無理して頑張りすぎず、あなたに合う職場を探してみるのも良いですよ。
1番大事なのは、あなたの体調とメンタル面の健康です。
あなたも、自分に合った働き方を見つけてみてくださいね。
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